がんの広がりを示す指標と、それぞれの特徴
乳がんの「ステージ」は、
がんの大きさや広がり、転移の有無をもとに決められます。
ステージが高い=悪い、という単純なものではなく、
治療方針を決めるための“目安”のようなものです。
がんが発生した場所の浅いところにとどまっている状態。
転移もなく、大きさも小さい、極めて早期のがんです。
がんの大きさは小さめ、または浅い場所にある状態。
転移はありません。
がんの大きさは小さめ・浅めだが転移がある、
または、がんがやや大きめ・やや深めだが転移はない状態。
早期〜中間の段階にあたります。
がんが大きい、または深い場所にあり、転移もある状態。
もしくは、がんが発生した場所で広がっていて、
リンパ節への転移がある程度進んでいる段階です。
他の臓器(骨・肺・肝臓など)への転移がある状態。
進行した段階ですが、治療の選択肢は多く、
症状を抑えながら長く付き合っていくことも可能です。
ステージはあくまで「がんの広がり」を示すもので、
予後や人生を決めるものではありません。
同じステージでも、
・がんのタイプ(サブタイプ)
・ホルモン受容体
・HER2の有無
・年齢や体力
などによって治療内容は大きく変わります。
大切なのは、ステージだけで判断しないこと。
医師と相談しながら、自分に合った治療を選んでいくことが何より大切です。