特徴的な副作用と、治療中の体の変化について
パクリタキセルは、がん細胞が増えるときに必要な「微小管」という構造に作用し、
細胞分裂を妨げることでがん細胞の増殖を抑える薬です。
添加剤として無水アルコールが含まれているため、
投与中に顔が熱くなったり、少し酔ったような感覚が出る人もいます。
また、手足のしびれ(末梢神経障害)を軽減するために、
保冷剤で手足を冷やしたり、着圧ソックスや手袋を使うことがあります。
病院によって方法が異なるため、事前に確認しておくと安心です。
ほとんどの人に起こる副作用
パクリタキセルでは、脱毛はほぼ必ず起こると言われています。
髪だけでなく、眉毛・まつ毛・体毛も薄くなることがあります。
事前にウィッグや帽子を準備しておくと、気持ちが少し楽になります。
治療中に多くの人が経験する症状
高い確率で起こる副作用のひとつです。
投与翌日から数日間続くことが多く、
長期間続く場合もあります。
無理をせず、症状が強いときは医療者に相談することが大切です。
筋肉痛のような痛みが出ることがある
私の場合、全身が筋肉痛のように痛くなり、
トイレに行くのも大変なほどでした。
翌日から数日間続きましたが、
こうした痛みはパクリタキセルでよく見られる症状のひとつです。
味を感じにくくなることがある
塩味や甘味を感じにくくなることがあり、
私も数日間、味がほとんど分からなくなりました。
ゼリー飲料やスープなど、喉を通りやすいものを準備しておくと安心です。
パクリタキセルは副作用が出やすい薬ですが、
事前に知っておくことで心の準備ができます。
つらいときは無理をせず、医療者に相談しながら、
自分のペースで治療を続けていくことが大切です。