投与の流れと特徴、副作用の傾向をやさしくまとめたコラム
私が受けたEC療法は、次のような順番で進みました。
・吐き気止めの点滴(約30分)
・生理食塩水(約10分)
・エピルビシン(約15分)
・シクロホスファミド(約30分)
・生理食塩水(約5分)
全体としては1時間半ほどで終わりますが、
体調チェックや待ち時間を含めると、もう少し長く感じました。
基本は3週間に1度、体力があると2週間に1度
EC療法は、基本的に3週間に1度のペースで行われます。
若い人や体力があると判断された場合は、2週間に1度になることもあります。
体調によって延期になることもあるため、無理をしないことが大切です。
赤い薬で、投与後に赤い尿が出ることがある
エピルビシンは赤い色をしている薬です。
投与後数日間は、尿が赤くなることがありますが、
これは薬の色によるもので心配はいりません。
膀胱に刺激が出ることがあるため、水分を多めに
シクロホスファミドは体内で分解され、尿として排泄されます。
長時間膀胱に留まると炎症を起こすことがあるため、
投与後1〜2日は水分を多めに取るようにと言われました。
EC療法は吐き気が出やすい治療として知られています。
吐き気止めを使っても、数日間は食欲が落ちることがあります。
ゼリー飲料やスープなど、喉を通りやすいものを準備しておくと安心です。
投与後数日は、体が重く感じたり、横になって過ごす時間が増えました。
無理に動こうとせず、休むことを優先していました。
パクリタキセルと同じく、EC療法でも脱毛はほぼ必ず起こります。
早めにウィッグや帽子を準備しておくと、気持ちが少し楽になります。
味が薄く感じたり、金属のような味がすることがありました。
数日で戻ることが多いですが、食べられるものを見つけておくと安心です。
EC療法は副作用が強く出ることもありますが、
事前に知っておくことで心の準備ができます。
つらいときは無理をせず、医療者に相談しながら、
自分のペースで治療を続けていくことが大切です。